自分史上、最高のミニマル生活だった

おはようございます。

朝はだいぶ寒くなりましたが、換気して深呼吸すると目が覚めますね。

私は夜型の生活をずっと続けていました。先月くらいから、朝型の生活に変えようと少しずつ取り組んでいます。

夜勤がある生活なので、なかなか生活リズムを作るの大変ではありますが、朝4時に一度起きて読書や散歩、ブログを書いたりしています。

朝の時間は「ゴールデンタイム」らしいですから。

 

今日は、自分の学生時代の生活を振り返りたいと思います。

私は、高校を卒業して専門学校に進学しました。親からは高校を卒業したら家を出なさいと言われていたと記憶していますが、実際はどうだったか。

県内には看護学校が少なかったので、同級生もだいたい他県の学校を受験していました。進学先を決めるのに考えていたのは、親になるべく金銭面で世話にならないこと。私は4人姉弟(妹2人、弟1人)の一番上だったので、自然とそう考えていたように思います。高校3年生の時にアルバイトをしてお金を貯めて、受験費用や旅費を自分で出しました。進学の費用をまかなえる程貯めるのは無理だったので、親に出してもらいましたが。学費は安いところを探しました。そのまま付属の病院に就職して何年か働けば、奨学金も返済不要になったので、かなり安く済んだと思います。

学生寮があるのも条件でした。都心で一人暮らしをするのは費用が掛かりすぎますし、いきなり一人暮らしはハードルが高かったので。

 

その学生寮での生活が、自分史上最高にミニマルな生活でした。

 

2年制の看護学校で1学年約40人。二人で一部屋で先輩と同室。部屋には備え付けの二段ベッドとクローゼット。ロッカー。机といす。自分のパーソナルスペースはベッドの上だけな感じです。

一人暮らしがはじめてで、何をもっていったらいいのかもよくわかっておらず、引っ越しの荷物をどうやって選んだのかも自分ではよく覚えていません。

とりあえず、生活に必要なものをつめ、あとは実家に置いておいて捨てられると困るものを入れたように記憶しています。段ボールで3箱位と、布団一式。服はそれほど持ってなかったので、10着ほどでした。

高校の時、制服を私服にしようという議論が行われましたが、問答無用で却下されてましたね。私服選びって大変ですよね。その点、制服は何も考えなくて済みますし。なので、私服はほとんど持っていなかったです。

 

ミニマリストの人たちが、私服の制服化とよく言っていますが、確かに制服って楽だったなと思います。毎日同じ格好でいると変な人と思われそうで、私服の制服化にまだなじめませんが、今少しずつ服を減らしているところです。

 

話を学生時代に戻しますね。

二人で7畳くらいのスペースで生活していたので、私物を増やせませんでした。他人との生活と自由にできない生活空間。その慣れない生活に夏休みの間までに8㌔位痩せました(というかやつれたのか)

食事は平日は病院の食堂で食べることができたので、休日分だけで済みました。親からの仕送りと自分でアルバイトをして賄ってましたね。2年ですべてのカリキュラムを終わらせるので、1日中授業です。遊べるのは週末だけですが、お金がないのでバイトをして、友達と買い物に行ったりするくらいでした。

門限があり、時間になると出入りができなくなるので、夜遊び歩くこともできませんでしたし。

今までそんな生活をしたことがなかったので、本当に大変でした。

その頃の写真がないのが残念です。今のようにスマホで簡単に写真が撮れる時代ではなかったですからね。

ちょうどポケベルからPHSにかわるくらいの時代です(笑)

着メロを自分で手入力していたのが懐かしい。

 

この学生時代が一番モノが少なくミニマルな生活だったと思います。

スペースがないし、お金もないので増やせないという。

反動で、一人暮らしを始めるとあれこれと買い足してしまいましたが。

 スペースがあると埋めたくなるし、便利なものがあれば欲しくなる。

毎月給料は一定に入ってくるから、買うということに抵抗が少ない。

自由にできるからこその悩み。贅沢ですね。

今日は、不便ながらなんとか生活していた学生生活を振り返りつつ、片付けにはげみたいと思います。