十二国記:小野不由美
おはようございます。
昨日は十二国記「白銀の墟 玄の月」の3・4巻目が発売になりましたね。
速攻買いに行き、一気に読みました(笑)
すごかったとしか言えない。
目まぐるしく展開する物語は、ジェットコースターに乗っているような感覚です。
読み終えた後、しばらくぼーっとしてしまいました。
ドキドキハラハラ、涙しながら読み切りましたよ。
18年待ったかいがありました。
小野先生に感謝です。
本当に架空の世界なの?というほどつくりこまれた設定。
十二国・王と麒麟・妖魔などファンタジーな世界の中で、そこに生きる人たちの姿はどこか自分たちにもつながるような。戴の民の助け合いながら懸命に生きる姿。一人一人の人生がそこにはあって、物語と複雑に絡み合って。
もう内容がすごすぎて、私の語彙力ではすごいとしか言えない。
驍宗の民のために生きようとする姿、泰麒の成長と麒麟としての在り方、満身創痍の臣下たちの絆と国を思う姿。
ネタバレになってしまうので詳しくは書けませんが、最後まで目が離せない展開です。最後まで読んでも、その後の戴国がどうなるのかが気になりますが(笑)
2020年短編集が出るようです。そこに後日談的なのがあるのか。全然別の国のお話になるのか。今から楽しみです。
昨日の余韻、しばらく引きずりそう。
書きたいことがたくさんあるけど、ネタバレになるし、何より語りつくせないし。
いろんな人にこの物語は読んでほしい。
難しい言葉や慣れない世界観に最初は大変だとは思うけど。なんなら、難しいところは流し読みしても、この物語のすばらしさは伝わると思います(笑)
では、 今日も仕事までの間、十二国に旅立ってきます。