読書ログ Cocoon修羅の目覚め:夏原エヰジ

こんにちは。

先月は、待ちに待った十二国記の新刊が発売になり、久しぶりに小野不由美先生の壮大な世界に旅立ってきました。(我慢できずに読みました)

今月も続きが出ます。読んだ方は続きが気になりますね。

(全部そろえてから読むと、1か月読まずに待っている方もいるようです)

その頃、発売までのカウントダウンで本屋に通いつめてました(笑)

 

その時に、目にとまって思わず買ってしまったのが、CoCoonです。

赤と黒の装丁に刀を持った花魁の絵が目をひきました。

手に取ってみると、帯には『しゃばけ』の妖、『十二国記』の陽子、『陰陽師』のアクションが好きなら、次はこれ!とありました。

全部好きな作品です。

これはと思い、即購入しました。

 

Cocoon 修羅の目覚め

 

第13回小説現代長編新人賞奨励賞受賞

デビューしていきなりシリーズ化決定!

以降5巻まで順次刊行予定のようです。

(5巻が最終なのかはわかりませんが。)

 

吉原・花魁・鬼・妖と魅力的なワードばかり。

一気に読んでしまいました。

今月その2巻目が発売予定です。

その前にと昨日読み返しました。何度読んでも面白い。

 

 主人公の瑠璃は表の顔は大見世「黒羽屋」の花魁で、裏の顔は鬼退治をする「黒雲」の頭領。1巻では頭領になるまでや瑠璃の過去についても少し書かれていますが、まだまだ謎が多いです。

自分の部屋で妖たちと宴会をする破天荒な花魁で、出てくる妖も個性豊かです。

私もその宴会に参加したくなります。

鬼退治はアクションも読みごたえがありますが、なぜ鬼に堕ちたのかとか、鬼を退治する側の葛藤とかも丁寧に書かれていて、涙ぐみながら読みました。

 

江戸時代のお話なので、出てくる用語や漢字がなかなか難解ではありますが、時代物が好きな方は是非読んでみてください。

 

2巻は11月20日の発売です。楽しみに待ちます。

その前に十二国記ですね。

今日は十二国記を読み返しながら過ごします。